女性ホルモン補充療法って本当に安全?

こんにちは、はちみつ栄養療法医の桑島靖子です。今日のテーマは更年期障害と女性ホルモン補充療法についてです。

更年期障害と女性ホルモン補充療法

更年期になると、ホットフラッシュや汗をかく、肩こり、頭痛、イライラ、不眠などの症状が現れます。これらの症状が軽ければ良いのですが、日常生活に支障をきたす場合、更年期障害となります。多くの方は、更年期障害が女性ホルモンの不足によるものだと考え、婦人科に行き、女性ホルモンを補充する治療を受けることが多いです。しかし、この女性ホルモン補充療法には問題点があります。

更年期症状の本当の原因

更年期症状はエストロゲンが過剰になっている症状です。血液検査ではエストロゲンが減っていることが確認されますが、子宮やその他の臓器では実際にはエストロゲンが過剰になっているのです。エストロゲンは炎症を起こすホルモンであり、毎月の生理の際に小さな炎症を起こして子宮内膜を入れ替えています。

35歳を過ぎると排卵が減少し、エストロゲンが余るようになります。さらに閉経すると、生理が止まり、エストロゲンが過剰になることがあります。

エストロゲンの働き

エストロゲンはコラーゲンを維持し、肌のハリを保ち、気分を上向きにし、記憶力を改善するなど、多くの良い効果があります。しかし、過剰になると炎症を引き起こし、頭痛、胸の張り、不眠、体重増加などの症状を引き起こします。さらに、乳腺症、子宮筋腫、子宮内膜症などの疾患を引き起こし、乳がんや子宮体がんのリスクを高めることもあります。

女性ホルモンの種類

女性ホルモンには、エストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)の3種類があります。

  • エストロン(E1): 閉経後の主なエストロゲンで、乳がんや子宮体がんのリスクを高めます。
  • エストラジオール(E2): 閉経前の主なエストロゲンで、健康に良い効果がありますが、過剰になると問題を引き起こします。
  • エストリオール(E3): 善玉エストロゲンで、乳がんや子宮体がんの予防になります。

女性ホルモン補充療法の問題点

女性ホルモン補充療法で使用されるエストラジオールは、人工的に合成されたものです。これには副作用があり、乳がんや子宮体がん、血栓、脳梗塞、心臓疾患、不正出血、頭痛などのリスクがあります。

肝機能とメチル化

女性ホルモンが代謝されるのは肝臓で、肝臓で変換されて善玉エストロゲンに変化します。これにより、乳がんや子宮体がんのリスクが減少します。肝機能を元気に保つためには、エネルギーとミネラルが必要です。

アロマターゼ酵素とエストロゲン

アロマターゼ酵素は、男性ホルモンをエストロゲンに変換しますが、過剰に活性化するとエストロゲン過剰になります。酸化しやすい油(トランス脂肪酸など)を避けることが重要です。

閉経後の女性ホルモンの作り方

閉経後の女性は、男性よりもエストロゲンの量が少なくなりますが、最低限のエストロゲンは副腎や脂肪組織から作られます。このエストロゲンは、コレステロールから作られます。エネルギーが不足していると、コレステロールが高くなる傾向があります。

結論

ホルモン補充療法を受けている方は、以下の点に注意してください。

  1. 乳がんや子宮体がんの検診を必ず受けましょう。
  2. 肝機能を保ち、メチル化を促進するために、エネルギーとミネラルをしっかり摂りましょう。
  3. 酵素の活性化を防ぐために、酸化しやすい油を避けましょう。
  4. コレステロール値を適切に保ちましょう。

このようにして、ホルモン補充療法のリスクを減らし、健康を保つことができます。私も更年期に悩んだ時期がありましたが、この方法で乗り越えることができました。

まとめ

項目 詳細
更年期症状 エストロゲン過剰が原因
女性ホルモンの種類 エストロン、エストラジオール、エストリオール
補充療法の問題点 乳がん、子宮体がん、血栓、脳梗塞、心臓疾患
肝機能とメチル化 健康を保つために重要
アロマターゼ酵素 酵素の活性化を防ぐ
閉経後のホルモン コレステロールから作られる

ぜひ、健康的な生活を送るために、これらのポイントを参考にしてみてくださいね。